カテゴリー: 区議会定例会 タグ: , , パーマリンク

2013年第4回定例会-大つきかおり議員

 議員提出議案第16号、江東区高齢者入院見舞金支給条例について、御説明いたします。
 高齢者は病気にかかりやすく、医療費の負担が増大しますが、特に入院した場合には、医療費のほか給食費や差額ベッド代などの負担が重くのしかかり、医療費の負担軽減を望む声は切実です。さらに、来年からは消費税の増税や、70歳から74歳の医療費の窓口負担の2割への負担増、高額療養費や入院給食費の負担増が行われる一方、年金支給額の減額と年金課税強化も予定されるなど、暮らしが一層厳しくなることは必至の状況です。
 こうした中、入院した高齢者に対し入院見舞金を支給することにより、当該高齢者の経済的負担の軽減を図り、もって福祉の増進を図ることを目的として本条例を提案するものです。
 以下、本案について御説明いたします。
 第1条は目的を、第2条は、受給要件として、区内に住所を有する65歳以上の高齢者が医療機関に入院した場合といたしました。
 第3条は、入院日数に応じた見舞金の額を定めるもので、7日以上30日までを1万円、31日以上90日までを2万円、91日以上は3万円といたしました。
 さらに、第4条では、申請及び支給の可否の決定について、第5条では、虚偽の申請、その他不正な行為があった場合の返還を規定いたしました。
 なお、この条例の施行に必要な事項は規則で定めることとし、本条例の施行日は、平成26年4月1日といたしました。
 以上、提案説明といたします。
 よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です