カテゴリー: 区議会定例会 タグ: , , パーマリンク

2006年第1回定例会補正予算委-きくち幸江議員

小・中学校施設改修や安全対策に必要な予算を

予算を残さず、学校改修工事の促進を
 【質問】今年度、校舎改修事業費は小・中学校合計で一億六千万円ものこしている。学校改築基金は6億円積み増しされて73億円にもなっているが、学校からは雨漏りや、ペンキのはがれなど改善要望が多数出されながら放置されている。もっと要望にこたえて改善すべきではないか。
 【答弁】ほとんどが冷房化などの契約差金。できる工事はやっている。
耐震工事とあわせて大規模改修を
【質問】学校耐震工事が行なわれているが、数箇所で雨漏りがあったり、給・配水管の改善が必要と報告されるなど、老朽化が著しい校舎は改築を視野に入れて検討すべきである。また、足場を組む耐震工事は壁面塗装など大規模改修も同時に行なったほうが効率的ではないか。特に校舎内は工事箇所がきれいになっているだけに、廊下や壁のペンキのはがれが目立つ。塗装やトイレ改修など簡易な工事は実施すべきではないか。
 【答弁】できることはやっているが、工事箇所が多く対応できないところもある。
通学路の安全対策を急いで
 【質問】学校での点検と安全カルテ作りが行なわれ、通学路の暗いところでは街路灯の設置などの要望がだされている。できることは直ちに行なうべき。また、耐震・改修工事で学校が移動するところではスクールバスの要望が出ている。こたえるべきではないか。
 【答弁】全体をまとめて計画的に進める。
国保料の滞納で医療が受けられないことがないように
 【質問】区は毎年国民健康保険料を値上げしているが、保険料が払えない世帯が増えている。政府は一年以上の滞納者に資格証(窓口で全額払い、あとから給付を受ける)を義務付けているが、本区の状況は?医療を受けられるよう対応すべきである。
 【答弁】資格証の発行は昨年十二月で一五八世帯であるが、昨年十月の保険証切り替え時に六ヶ月以上の滞納が五一〇二世帯、一九二四世帯に短期証を発行しており、三月に大きく増える可能性がある。ケース・バイ・ケースで分納など対応していきたい。
税制度の改定が医療に及ばないように対策を
 【質問】老年者控除の廃止などにより今年保険料負担が五万円を超えて増える世帯が出ている。減額すべきではないか。また、来年度は住民税フラット化で低所得者の住民税が二倍になる。国保料に連動しないよう対応が必要である
 【答弁】所得二五〇万円の千百世帯が五万円を超える負担増となっている。住民税のフラット化については検討をはじめている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です