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区民からの陳情3件が審査除外に

 6月7日の江東区議会運営委員会では、区民から提出された陳情3件について、「審議になじまない」との意見が自民・公明・みんなの党・民主党の各委員より出され、委員会への付託・審議をしないことを決めてしまいました。
問題となった陳情は、「東雲1丁目三井不動産マンション対策協議会」から出されているマンション建設に係る区の景観審議会の役割を求める「新マンション計画の景観形成基準への適合審議履行に関する陳情」と、「スカパー巨大アンテナに反対する区民の会」からの区内住宅地に建設されている巨大アンテナの健康被害と当該企業の近隣住民への説明などを求める「東京メディアセンター計画について、スカパーが住民に対する説明責任を果たすことに関する陳情」、「スカパー東京メディアセンター屋上の巨大アンテナ12基に関する陳情」です。
「審議になじまない」とされた主な理由は「裁判で係争中」というものですが、共産党区議団は①区民の請願権は最大限尊重されるべきであり、区民の声を受け止めて審議することは議会の大事な役割、②司法は独立しているものであり、区民生活や行政に関わる問題について議会として調査、審議することは司法権を侵すものではなく、これまでも委員会での審議が行われてきた。として委員会への付託・審議をすべきと主張しましたが、入れられませんでした。
陳情者からは「これまでも審議してきたのにひどい」「納得できないと」怒りの声が寄せられています。区議団として、皆さんと力を合わせ、区民の請願権を守り、開かれた議会となるよう、引き続きがんばります。みなさんはどう思いますか。

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