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2006年第1回定例会補正予算委-あぜ上三和子議員

待ったなしの子育て支援と防災対策で質問

早急に保育園増設を民間任せでなく区として増設に責任を
 あぜ上議員は、本会議の菅谷議員の保育園増設を求める質問で、子ども生活部長が「マンション建設時に事業者と協議し推進したい」と答弁した問題を取り上げ、「現状認識が甘い。いま空きを待っている子どもたちのための保育園増設が緊急に必要」と認証保育所もすでに入れなくなっている実態や、育児休暇を終える人たちの職場復帰の見通しが立たない現状などを示し、区が責任を持って増設するよう求めました。また「平野町には、都有地もある。旧深川保健所もある。区が本気で増設する姿勢をもてば解決できる」と区の姿勢を追及しました。区は「認可外保育園も含めて、できるところで前向きに検討する」と答弁しました。
妊産婦検診助成の増額を
 妊産婦検診にかかる費用は、こども未来財団の調査によると平均九万円もかかること、また血液検査や内視鏡検査などが入ると一回の検診で万単位の費用がかかります。あぜ上議員は、こうした負担の実態を示し、現行一万円の助成をさらに増額するよう求めました。区は「当面は様子を見たい」と答弁しました。また求めに対し、「助成対象は流産も適応する」ことを明らかにしました。
防災マップは全戸配付を!家具転倒防止事業の対象と内容の拡充を
 今回の補正予算で防災基金への積み増しが二十億円で、今年度の防災基金残高は、四十七億七千万円に。あぜ上議員は、基金を活用して「地域の避難場所などを示した防災マップの全戸配付」「家具転倒防止事業の対象を日中独居の高齢者や障害者などに拡大すること。転倒防止器具の内容充実」を提案しました。
区は「防災マップは来年度八万部の予定だったが、増刷検討できたらと考える。利用者の要望も聞いて転倒防止器具の種類検討したい」とこたえました。

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